【採用される】プロフィールの書き方7つのポイント 初心者Webライター向け

60代から始めるWebライター

クラウドソーシングサイトに登録したら、まずプロフィールを書く必要があります。
けれど初心者ライターは、実績がないからプロフィールに書けることがないと困っていませんか? 書く内容を思いつかないからと放置してプロフィールがスカスカのままだと、案件獲得は難しいです。

発注者側の立場になってみれば、よく分からない人に重要な仕事を任せようとは考えませんから
プロフィールは発注者に向けて書く履歴書だと思って、信頼されるように丁寧に書く必要があります。

では実績がない人はどうやって客の信頼を得たらいいのでしょうか?
そんな人は自分の経歴を振り返ってみましょう。ライターのスキルはまだなくても人生経験という強みがあるハズです。その強みを武器にしてプロフィールを充実させるのです。

この記事ではプロフィールを書くときの重要ポイントについて解説していきます。

採用されるプロフィール 7つのポイント

プロフィールは発注者に見せる履歴書であり、面接も兼ねていると認識しましょう。
そうすれば自ずと記述に必要な内容が見えてきます。ここでは特に重要なポイント7つについて解説していきます。

1.好印象をもたれる挨拶
2.簡単な自己紹介
3.採用ポイントになる実績
4.得意分野(ジャンル)
5.稼働時間
6.連絡方法
7.どんな価値を提供できるのか

それぞれ見ていきましょう。

1.好印象をもたれる挨拶

プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
▲▲県を拠点にWebライターの活動をしている◎◎と申します。

ビジネスにおいて対面で初めて会った人にいきなり用件を切り出したりしませんよね?
Web上でも同じです。むしろ顔が見えないからこそ真摯なやりとりが必要といえます。
序文できちんと挨拶をして、まずは社会人としての対人スキルをさりげなくアピールしましょう。

名前はニックネームでもOKですが、本名や所在地を開示できれば信用度がさらにアップします。
プロフィール写真も本人が写っている物が一番いいですが、代わりの写真でも大丈夫です。その場合は人柄が伝わるようなイメージ写真やイラストなどを使用しましょう。

発注者はプロフィールを通して「仕事を任せられる人か?」という人間性も見ています
丁寧な挨拶文は、仕事も丁寧にしてくれる印象を与えるので、発注者の関心を引きつける一手となるでしょう。

2.簡単な自己紹介

xx年 ◎◎高校卒業
xx年 ◎◎大学 経理学部卒業
xx年〜xx年 □□株式会社勤務 経理部所属
xx年〜xx年 □□株式会社勤務 総務・人事部所属
xx年〜 Webライターとして独立

自分が何者で、どんな仕事ができるのかを知ってもらうための略歴です。
見る人に分かりやすく箇条書きにします。

仕事で携わってきた部署や、プロジェクトなどがあれば詳細も明記しておきます。
どんな仕事をしてきたのかが分かると専門性や知見への裏付けになるので、業務経験は詳しく書きましょう。

3.採用ポイントになる実績

発注者は実績を重要視しますので、すでに実績がある人はそれを元に記入します。
実績がない人は自分のブログをポートフォリオとして使えるように準備しておくといいでしょう。
そして今後、実績ができたらその都度プロフィール内容を更新していきます。

自分のブログもない人はこれまでの仕事・趣味などの経験で得た知識をアピールをしましょう。
人生経験が豊富な人は書けることが多いはずです。発注者に潜在価値と熱意をしっかり伝えます。

ちなみにクラウドワークスにはWebライター検定というものがあり、3級は無料で受講できます。
取得しておけば開示できるスキルが一つ増えますね。

4.得意分野(ジャンル)

まずは自分の強みを知るために、これまでの経歴や経験を書き出してみるのをお勧めします。
自分の棚卸しをすると見えてくるものがあります。仕事でも趣味でも、「この記事なら書ける」という分野を掘り出して提案します。

なぜその分野が得意なのか、その理由も書いておくと説得力が増します。専門スクールに通った・取得した資格がある・◎年の経験があるなど、補足情報も忘れずに記入しましょう。

これまでに企業での勤務経験がなく、資格も持っていないという専業主婦にも、家事や育児で培ってきた経験があります。「片付け」や「掃除」が立派な仕事ジャンルとして成り立っているのですから、役立てられる知識を応募ジャンルに当てはめて書きましょう。

5.稼働時間

稼働時間
1日◎時間・1週間◎時間
日曜:休業日(急ぎの案件などはご相談に応じます)
△△系・5,000文字程度の記事なら月に4本程度納品できます

上記のように具体例を提示できると、発注者は納期との兼ね合いを判断できて仕事を依頼しやすくなります。そのためにも日頃から自分の執筆速度を控えておきましょう。
執筆の速度はもちろんですが、リサーチ時間も含めて記事1本を完成させるまでにかかる時間を把握しておくと、仕事を受けた後のスケジュール管理がスムーズにいきます。

また専業でライター活動ができる人は、「専業」と書くのがおすすめです。
「副業」の人はあえて書かずに、仕事に対する姿勢をアピールしましょう。

6.連絡方法

連絡可能時間
平日 10:00〜23:00
土曜 10:00〜18:00
チャットの返信は24時間以内にいたします。
使用可能ツール:Gmail・ChatWork・Zoom

このとき使用できるツールも一緒に書いておきます。
また返信の◎◎時間以内というのは、どんなに遅くともその時間以内に回答するという目安です。発注者を不安にさせてしまわないように、なるべく早い返信を心がけましょう

コミュニケーションをしっかり取れると発注者との信頼関係が高まり、次の仕事に繋がるケースも多々あります。相手の立場を考えて真摯に対応しましょう。

7.どんな価値を提供できるのか

自分を使うとどんなメリットがあるのかをPRします。
まだ実績がない人は人間性・経験・意気込みなどをアピールします。

・丁寧なコミュニケーションを心がけています
・仕事で関わっていた◎◎の分野に詳しいです
・リサーチなど調べ物が得意です
・結論ファーストの文章を書きます
・納期は必ず守ります(早期納品も可能)
・フィードバックには真摯に対応いたします
・連絡事項の返事は必ずします

Webライターの中には残念ながら、仕事中に連絡が途絶えて雲隠れしてしまう人も少数存在します。自分はそんな無責任な仕事はしない、最後まできちんとやり遂げますと責任感を伝えることが肝心です。

プロフィールを書くときの注意点

次は読まれるプロフィールの書き方です。
内容が良くても読んでもらえなければ意味がありません。同じ内容でも表現の仕方一つで、興味を持ってもらえるか、スルーされてしまうか、リアクションが変わってきます。初心者ライターでも発注者の興味を引き、仕事を依頼してみようと思ってもらえるようにコツを押さえて書きましょう。

1.読みやすい表現
2.前置きにポイントを集める
3.ワーカー情報は詳しく
4.信頼性を高める

それぞれ詳しく説明していきます。

1.表現を読みやすくする

項目は箇条書きにし、文章は適度な改行を入れます。また誤字脱字は絶対にないよう注意します。発注者はここでも文章スキルを見ています。読みやすさを意識して書きましょう。
さらにプロフィール蘭の文字数ギリギリまで使って内容を充実させます。実際クラウドワークスでは500文字以上を推奨しています。

そしてWebライター初心者であることは書かないように。
それは自分から「慣れないけど許してね」「レベルは低いけど仕事を下さい」と言っているようなもので、免罪符を先に提示するような人に仕事を任せる人はいません。

初心者であろうとなかろうと記事を読む人には関係ないし、発注者が求めているのは責任を持って仕事を完遂してくれる人材だからです。発注者に不安感を抱かせない、プロ意識を持って仕事を受けるという姿勢をしっかり打ち出しましょう。

2.冒頭にポイントを集める

上の写真は筆者が一番最初にクラウドソーシングへ登録した時のものです。
見て分かるように、ワーカー検索をすると最初に表示されるのはプロフィールの一部分だけで、長文の後半は隠れて読めません。

発注者はまず、検索結果でズラッと並んだ冒頭一覧の中から、仕事とのマッチング相性が良さそうな人を選ぶわけです。つまり、ここで発注者の目に止まらなければ指名をもらえません。

表示されるのはプロフィール冒頭の180文字。この中にアピールしたいポイントを集めて、得意ジャンルや提供できるスキルなどを盛り込みます。また検索結果では改行を無視して詰めて表示されるので、ここでも読みやすさを意識しましょう。

3.ワーカー情報は詳しく

ワーカー情報検索結果では一部分しか表示されませんので、スキルの表示順に注意しましょう
受けたい仕事に役立ちそうなスキルがきちんと見えるかどうかで印象が変わってきます。

また直接は関係なさそうなスキルも、受ける仕事の幅が広がるきっかけになるかもしれません。チャンスを生かすためにも漏らさず明記しておきましょう。

4.信頼性を高める

仕事のやりとりをWeb上で完結する特性上、相手の真偽を確認しづらいデメリットがあります。
発注者が分かるのはニックネームだけ、本名も住所も不明でバックボーンも分からない、ただ自己申告されているスキルだけを頼りに仕事を依頼するわけです。

この人で本当に大丈夫だろうか? という不安は付き纏いますよね。
その不安を補ってくれるのが「本人確認」です。本人確認がされていれば信頼度がグッと上がるので、必ず手続きをしておきましょう。

またクラウドソーシングサイトのルールを守ることも必須事項です。プロフィール内にメールアドレスやSNSへのリンク記載はNGですから気をつけましょう。
実績が増えれば案件獲得率は上がります。早く脱・初心者するためにも、発注者に開示していいか確認できたら、随時ポートフォリオを更新してください。

まとめ:魅力的なプロフィールで高単価案件を獲得しよう

Webライターの実績が少なくてもプロフィールに書ける内容はたくさんある事がわかりました。
さらに評価が高い人のプロフィールを観察して真似したり、作成したプロフィールを第三者に見てもらって客観的な意見を出してもらうのも効果的です。

プロフィールは案件を獲得するための営業マンです。高単価案件を獲得するためにも、推敲を重ねて発注者の興味を引く魅力的なプロフィールにしましょう。

この記事がプロフィールに書く内容で困っている人の手助けになれば幸いです。

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